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釣行日記
2011,06,16
サロマ湖で五目釣り

折れ竿修理 実施例


 折れたロッド(釣竿)の修理はそれほど、難しいものではありません。ただ元の素材を極力残し綺麗に仕上げようとすると難しくなってきます。
 実は一時ロッドの修理を頻繁にやっていた時期がありました。2001~2003年頃でしょうか。当時はバス釣りにはまっており、メガバスのデストロイヤー(1ピースロッド)が一世を風靡していました。このロッド、釣り具屋では予約を入れてもいつ入ってくるやらわからないという状況。当然のことながら、新品ロッドにはプレミアが付き、オークションでは定価以上で取引されていました。人気のF4-66Xは定価の倍以上で取引きされていました。中古でも定価なみの金額。そんなデストロイヤーも折れてしまうことがあります。しかし、メーカー修理では時間がかかるとか、購入証明にあたる保証書がないと修理代が高い、あるいは修理してもらえないとかいろいろあったようです。

 そんなわけで、釣り仲間から折れたロッドを何とかきれいに修理できないかとか、傷ついたロッドを修復できないかという相談をよく受けていました。自分もなかなか触る機会すらないロッドでしたから、進んで修理を引き受けました。
 依頼主の要求は、「とにかくきれいに、そして特性を変えず修理個所が折れないように」という無理難題でした。それに応じていると、その噂が広まりいろんな人から、様々な依頼が来るようになりました。
その内容は、ガイドの鳴き(負荷がかかったときの異音)、グリップ、ロッドの深い傷の修復等々。いろいろ経験しました。折れたロッドの修復は、仕上がりと耐久性を追求すればするほど時間を要したものです。さて、前置きが長くなりましたが、オリジナル素材を極力再利用するという手法をご紹介します。
 ここでご紹介する手法はあくまで我流ということでご理解下さい。

折れ竿修理例

上級編

塗装前の状態です

アウターパイプを0.15〜0.2mmの厚さまで削り込んだ極細仕上げです。

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折れ竿修理例

中級編

塗装前の状態です

アウターパイプを0.25〜0.35mmの厚さまで削り込んだ細仕上げです


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折れ竿修理例

基本編

完成状態です

例1

スレッド巻き+エポキシコート+ウレタン塗装(黒)の状態です。

例2
スレッド巻き+エポキシコート+ウレタン塗装(黒)の状態です。


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